Last Updated on 2022-12-2

学生スタッフの関わりと
活動風景をご紹介します

東工大ならではのキャンパス事情

東工大では現在、新しい建物が続々と建築されていますが、東工大の象徴とも言える由緒ある歴史的建造物も、変わらずの風格で現役です。

大岡山キャンパスには、他にも様々な年代に建築された建物が混在しており、その設備もさまざま。さらに建物によっては、立地が丘陵であることに起因する特徴も併せ持っていて、実に表情豊かです。

例えば……

構造がミステリアスな建物があります。

1階だと錯覚してしまう3階玄関があります。

発見しづらい玄関があります。

夏に木の葉が茂ると、その陰で気配を消す建物があります。

坂を登らないと見えてこない建物があります。

知ると嬉しい通り抜けがあります。

アクセシビリティの洗い出し

さて、時にキャンパス利用者の戸惑いを誘う東工大のアクセシビリティにおいて、ガイドとなるマップを制作するにあたり、学生の視点は不可欠です。

どういったことを、どう案内するといいか。マップ制作を念頭に考察し、日ごろ感じていたことや新たに気づいた点等を学生スタッフが洗い出しました。

参加したのは、2021年度に「2級アクセシビリティリーダー」資格を取得した学生のみなさん。多様な視点が集まり、マップに盛り込むべきポイントが整理されました。

現地調査、撮影、検証、再撮…

調査・撮影チームとして参加した学生のみなさんは、各建物をくまなく巡りました。

それぞれのアクセシビリティ設備の仕様や現状を確認しつつ、わかりやすい画角で撮影し、画像データは整理して検証、再撮や再調査も行いました。

こうして東工大アクセシビリティマップは形になっていきました。
今後も改良を続けていきます。
引き続き、東工大アクセシビリティマップをよろしくお願いいたします。